2018年04月18日

伸ばす音、切る音

今まで、『伸ばす音』は大事にしてきた。

音符の長さが長い部分、
フェルマータがついている部分、

美しく、そしてその音楽の世界をより引き出せるように、
『伸ばす音』を大事に歌ってきた。

でも今回のコンサートで歌う楽曲から、
『切る音』の大切さを教えてもらった。

『この音を切らずに伸ばしたい』と思って、
伸ばして歌うと曲がダメになってしまう。


『切る』勇気、これって難しいね。


こうして色々悩みながら、考えながら、壁にぶち当たりながら
音楽と向き合っていく。

いつでも『勉強』、いつだって『生涯学習』。

また1つ、経験値が増えました。


Fugaもとまち声楽教室
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2015年12月04日

懐かしい演奏動画②

KOBUDAIのリーダー、ハマちゃんから動画データ貰って、Youtubeにアップ♪

2011年の『KOBUDAI Concert Vol.2』に出演した時の演奏です。



あのねぇ、腕、動かしすぎ……笑

この曲は歌詞が、『Ave Maria』と『Amen』しかありません。

この演奏の時は、とにかく緊張しまくりでした。
冒頭から中盤にかけてがとにかく苦手で、上手く声が出るかドッキドキだったのを覚えています。

さっきまでWALKMANで、ボリュームでっかくして聴いていたのですが、
この頃の自分の声には艶があるなぁ……。

最低でもこの演奏レベルまで戻さなくては。

今の自分には何が足りなくて、何を修正していくべきなのか、
もっともっと分析して練習しないとダメですね。

私の『リハビリ』はまだまだかかりそうです。

他にやらなきゃいけないこと、あるんですけどね…汗


Fugaもとまち声楽教室
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2015年11月10日

歌の効率的な上達方法🎶

いろいろな歌の先生や専門家の方が、いろいろな歌唱の上達法を提案していますよね。
ネットでも書籍でも『これで歌が上手くなる!』の謳い文句で、いろいろな練習方法が紹介されています。

では、私も1つ、効率的な歌の上達方法を伝授いたしませう。

下手くそな演奏を聴いて下さい。

ただ漠然と下手な演奏を聴くだけではダメですよ!

1.なぜ歌が下手なのか
2.どうすれば上手になれるのか


この2つを勝手に自己分析してみて下さい。
歌の先生や音楽評論家になった気分で、若干上から目線で。笑

とはいえ、『あなたは歌が下手だから、私の勉強のために歌って』なんて、
絶対に他人にお願い出来ませんよね…。

なので自分の演奏を録音して聴いてみて下さい。
携帯電話の録音機能や、ボイスレコーダーなどで充分です。

聴いたら、多分死にたい気分になります。

しかし自分の演奏や声を知ることはとても重要です!!

まず、なぜ死にたい気分になるのか、つまり『1.なぜ歌が下手なのか』を分析します。
原因は、喉が閉まっている、声が響いていない、音程が取れてない、呼吸法が悪い、発音が明確ではない…などです。

楽譜にチェックを付けたり、紙に書き出すといいでしょう。

そして『2.どうすれば上手になれるのか』、自分に指導しましょう。
声の出し方、呼吸の仕方、腹筋や背筋の使い方…たくさん指導ポイントがあります。

歌の先生や音楽評論家になった気分で、若干上から目線で。

これを繰り返せば、歌はかなり上達するはずです!!


『専門的なことなんてわかんない!自分で自分に指導なんて出来ないよ(>_<。)』という方、
そんなアナタのために歌の先生は存在するのです。

ここからは当教室の宣伝になってしまうのですが、
『Fugaもとまち声楽教室』は格安ながら専門的なレッスンを行っています。

初回レッスンはお試し価格の1000円です!!

初心者~経験者、性別、年齢は一切問いません。

※レッスンは上から目線では行いません。ご安心を。笑


Fugaもとまち声楽教室
posted by Eri Andou at 00:43| Comment(0) | 真面目な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月22日

懐かしい演奏動画❤

いろんなフリーソフトを駆使して、
大学の卒業演奏会のDVDをYoutubeにアップしました!!(自分のだけね)

大変だったよ~(>_<。)



この演奏は今でもすっごく覚えていて、
会場が乾燥しすぎていて口の中がカラカラの状態で歌いました。
そもそも、この会場は音楽ホールじゃないので、しょうがないんですけどね。

それにしても、最後を外した時は悔しかったなぁ…!!
(倍くらい伸ばす予定だった)

そして……音程悪い……(>_<。)

今のあたしは、この演奏を超えているのだろうか…。
なんにも成長していない気が…しないでもない…。

もっともっと練習して、チェネレントラ歌うぞ!!


Fugaもとまち声楽教室
posted by Eri Andou at 22:36| Comment(0) | 真面目な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月01日

【長文】音楽の話。

Cecilia Bartoli(というメゾソプラノ歌手)のCDを聴いて、急に目が覚めたよ。

あたしが大学生の頃、『卒演で絶対に誰よりもいい演奏をするんだ!』って意気込んで、オペラ「セヴィリアの理髪師」のロジーナのアリアを1年かけて練習した。

卒演当日も『誰よりもいい演奏したい』と強い気持ちで歌った(結果は散々だったが…)。

今のあたしにはそれがないんだな。

歌うことの情熱や楽しさ、
ステージに立てることへの喜び、
曲の美しさへの感動、
お客様への心からの感謝の気持ち、

そういうものが素直に感じれてなくて、
常に逃げ腰で、1歩も2歩も3歩も後ろに引いた演奏しか出来てない。

弱音ばっかり吐いて、不安ばっかり抱えて。

母から「ここ数年のあんたの歌は、声に魅力がない」と言われた。
当たり前だよね。

まるで、単純な事務作業のように「こなす」だけのステージ。

空っぽの音楽。

番外編の演奏動画見たって、まず明らかに表情が暗い。歌を楽しんでいない。
きっとこの間のじゃじゃじゃの時もそうだったんだろうな。
今までのライブやコンサートもきっとそう。

「今日のステージを何とか上手くこなそう」としか思ってなかったんだろうな。

あたしはいつからそうなってしまったんだろう…。


日付変わって、8月1日。
なんだかキリがいいから、今日からあたしは自分の歌のリハビリをしようと思う。

『出演者の中で1番いい演奏してやる』って、再びあの情熱を持てるように。
客席から『ブラボー』と言ってもらえるような素晴らしい演奏ができるように。

具体的に、何をどうしたらいいかまだわからないけれど、
でも原点はチェチーリア・バルトリの演奏にあるはず。

たとえ「マネ」と言われようが、パクリと思われようが、バルトリを目指す。

今さら思い出したけど、そう思ってロッシーニの曲に挑戦したんだよね。
他のイタリア語の曲だって、『バルトリが歌ってるからあたしも歌いたい』って憧れて選曲してきたんだよね。

リハビリが成功した暁には、絶対にチェネレントラを歌う。絶対に。

どれくらい時間がかかるかわからないけれど、でもリハビリに励みます。

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posted by Eri Andou at 03:21| Comment(0) | 真面目な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする